ファショコン通信

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KINGLY THEATRE PRODUCTS 2007 S/S コレクションレポート


日時: 10月27日(木)18:00~
会場: 学士会館
今季のショーのテーマは「ARCHEOLOGY」。考古学がテーマということで、文字通り、考古学、特に「エジプトっぽいもの」をイメージしたアイテムが多数登場した。
ショー形式は、考古学者の白衣をイメージした、軍服で用いられるコットンドリルのコートを纏った考古学者が考古学に関する講義を行い、その間、来訪者が着席する教室内をモデルが練り歩く、といったもの。講義の最中、講壇の下に設置されたアップライトのピアノの生演奏を流す等、臨場感溢れる形式であった。
登場したアイテムも、下写真上段左の猫の姿のエジプトの神をフロッキー加工でプリントしたコットン 100% のパーカー、2枚目写真のインナーに着ている年表プリントのカットソー、4枚目写真のスフィンクスを製品インクジェットプリントしたコットン 100% のタンクトップと巻きスカート、5枚目写真のミイラ入れをプリントしたジップアップのカットソー、6・7枚目写真のエジプトの神々をプリントしたレーヨンサテンのジップシャツ、ボタンシャツ、スカート等、「エジプトっぽいもの」で統一されていた。尚、5枚目写真のカットソーは、120/2 という高品質のエジプト超長綿を使用しており、ここでもささやかにエジプトで繋がっているところも面白い。
また、古代エジプトは青色を大切にする文明で、主が変わる度に青色を変えていた、という逸話をもとに、今季は青い色を用いたアイテムも散見された。下写真上段真中の青色のリネン 88%・ナイロン 12% のカーディガンはインナーが透けてしまうほど極薄の生地が用いられており、とても麻素材とは思えない肌触りのアイテムであった。2枚目写真の 6オンスデニムのハーフパンツのようなアイテムもあり、青色で統一感が出されていた。
ショー形式、アイテム共に、シアタープロダクツらしく、個性的な印象が強い、今季のショーであった。













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