クリスチャンディオール(Christian Dior)

クリスチャンディオールのブランド情報

  1946年に創立したフランスのアパレルブランド
  創立者はクリスチャン・ディオール(Christian DIOR)。クリスチャン・ディオールは1905年1月21日、フランスのノルマンディ地方グランビルに生まれる。父親は化学肥料工場の経営者。パリに移住し、政治学院シアンスポを卒業。
  1929年、アンティークのディーラーであった友人と共にギャラリーを始める。1930年、父親の会社の倒産、母親の死、ギャラリーの共同経営者の倒産等、不幸が相次ぐ。
  1938年、ロベール・ピゲのメゾンに入る。その後、第二次世界大戦で徴兵される。
  1941年、パリに戻り、リュシアン・ルロンのメゾンで働く。同僚にはピエール・バルマン(Pierre BALMAIN)もいた。
  1946年、クチュールハウスのガストンのオーナーであり、コットン王と呼ばれたマルセル・ブサックがディオールの才能に目を止め、マルセル・ブサックの援助で独立。パリのモンテーニュ通り28番地に店を持つ。マダム・レイモンドやディレクターのマダム・マルグリット、帽子デザイナーのミッツァ・ブリカール等を含めた60名のスタッフでの運営をスタート。
  1947年2月12日、ペチコートで膨らませた曲線を強調した、ゆったりしたなだらかな肩にコルセットにより細く絞ったウエスト、布地をたっぷり使ったくるぶし丈のロングスカートといった、優美なスタイルの「花冠ライン(Ligne Corolle)」を発表。そのシルエットの美しさに驚いた「ハーパース・バザー(HARPER'S BAZAAR)」の編集長カーメル・スノウが「これはまさにニュー・ルックね」と言ったことから、「ニュー・ルック」と呼ばれ、世界のモード界に旋風を巻き起こした。当時のヴォーグ(VOGUE)は「新鮮で権威あるスタイル」と絶賛した。
  その後、隣接するモンテーニュ通り30番地にブティックを拡大。
  1948年、「ジグザグ・ライン」を発表。
  1950年、「パーティカル・ライン」。
  1951年、「オーバル・ライン」を発表。
  1952年、「シニュアス・ライン」を発表。
  1953年、「チューリップ・ライン」を発表。
  1954年、「Hライン」を発表。
  1955年、「Aライン」を発表。
  1956年、「アロー・ライン」を発表。
  次々と新しいスタイルを生み出したことから、「流行の神様」とも呼ばれ、現代にも多大な影響を与え続けている。パリ・オートクチュール全盛期の先端を担った名デザイナー。半年毎にファッションのトレンドを変えるというシステムも、ディオールが生み出した。「作品が生まれた理由は特にない」、「ワンシーズン前の作品はアウト・オブ・トレンド」等といった逸話も残した。また、商才もあり、世界の主要都市に支社を設立し、ストッキングやフレグランス、グローブやジュエリーに至るまでライセンス生産・販売を手掛けた。毎コレクションで発表するアイテムの1つに、必ず愛犬「ボビィ」の名を付けて発表していた、という逸話もある。
  1956年、ゴールドファイル(GOLD PFEIL)製のバッグを発表。
  1957年10月24日、イタリアの湯治場モンテカティーニにて、心臓麻痺で52歳の若さで急逝。1957 S/S コレクションが最後の仕事となった。
  1957年11月15日、21歳の若さでイヴ・サンローラン(Yves Saint LAURANT)がチーフ・デザイナーに抜擢。
  1960年代に入り、クリスチャン・ディオールはプレタポルテに力を入れ始める。
  1960年、マルク・ボアン(Marc BOHAN)がチーフ・デザイナーに就任。
  マルク・ボアンはジャン・パトゥ(JEAN PATOU)の下で働いていたところ、ムッシュ・ディオールに才能を認められ、引き抜かれる。イギリス支社でオートクチュールを担当した後、徴兵されたサンローランを引き継ぎ、クリスチャン・ディオールのチーフ・デザイナーに就任。
  1967年、「ベビー・ディオール(baby Dior)」を発表。
  1978年、親会社であるマルセル・ブサック・グループが倒産。その後、アガッシュ・ウィロ・グループの傘下に入る。
  1984年、ベルナール・アルノー(Bernard ARNAULT)がマルセル・ブサック・グループを買収。
  1989年、ジャンフランコ・フェレ(Gianfranco FERRE)がチーフ・デザイナーに就任。ディオール史上初の外国人チーフ・デザイナーとなる。契約金は200万ドル(約23億円)。就任後の 1989-1999 A/W オートクチュール・コレクションは、ディオール史上のベストコレクションの1つともいわれた。
  1996年、ディオール創立50周年より、ジョン・ガリアーノ(John GALLIANO)がアーティスティック・ディレクターに就任。
  現在、「LV モエヘネシーグループ」に属する。
  2003年12月7日、東京・表参道にクリスチャン・ディオール表参道店をオープン。地上4階から地下1階まで、レディースウェアやメンズウェアである「ディオール・オム(Dior HOMME)」、バッグ等の小物やシューズ、ファインジュエリー等を扱っている。また、ディオールでは世界最大となる化粧品売り場があり、初めての試みとなるエステやネイルカラーのコーナーも設けられている。尚、屋上にはディオールのラッキーモチーフである星が飾られている。
  2004年10月、東京・銀座のクリスチャン・ディオール銀座店を移転オープン。
  2006年、初のメンズ・スキンケアラインである「ディオール オム ダーモ・システム」を発表。
  2007年3月、ディオール オムのクリエイティヴ・ディレクターにクリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van ASSCHE)が就任。
  2009年、ディオールオムの新作ダッフルバッグである「DH1」を発表。直線を基調としたスクエアなシルエットが特徴。

クリスチャンディオールについて

  デザイナーの影響か、やや華やかなアイテムが多く見られるものの、商品の質は値段に相応して限りなく高い。
  最近では、ディオール・オムの方からクリスチャン・ディオールに入ってくる人も多いそうだ。なかなか興味深いお話である。

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クリスチャンディオールの路面店

クリスチャン・ディオール表参道店
東京都渋谷区神宮前5-9-2
Tel. 03-5464-6260
11:00-20:00
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