ファショコン通信

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VOUS ETES 2009 S/S 展示会レポート


日時: 11月4日(火)~ 11月7日(金)
会場: HOXTON
今季のヴゼットのテーマは「Primitive Elegance」。土っぽい粗野感のある素材を、都会的にエレガントに仕上げ、リラックス感のあるイメージに仕上げたのだそうだ。また、生地に洗いをかけて粗野なイメージを演出したり、色に強みのあるプリントを施したりして、新たなエレガンスを表現したのだそうだ。
例えば、1枚目写真のコットン77%・レーヨン23%の生成りのワンピースは、生地の分量を多くとることでリラックスした印象を与える一方で、右胸部分から左裾にかけてタック状にすることでドレープを出し、全体としてエレガントなイメージになるように仕上げられていた。生地自体も、小さな穴が無数に開けられた物が使用されており、より深みのある印象が醸し出されていた。
2枚目写真のコットン43%・アクリル18%・ナイロン17%・ポリエステル9%・レーヨン8%・シルク3%・ウール2%のゴールドのジャケットは、土っぽい色合いと風合いのリントン社製の生地を用いつつ、肩口等にさりげなくスパンコールをあしらったり、襟足から前立てにかけてフリルをあしらったりすることで、全体としてエレガントな雰囲気になるように工夫がされていた。ゴールドを用いているのにも関わらず、いやらしくない程度に派手なイメージになっているのが好印象であった。
3枚目写真のコットン100%のパープルのワンピースは、穴開き加工の施された白地の生地に、鮮やかなで強い色合いのプリントが施されているが、敢えてボーダーやストライプが直線的でないところが粗野なイメージになっている。他方で、胸の中心部にかけてタックを寄せることで分量感を出し、プリーツスカートとすること等でエレガントなイメージに仕上げられていたのが印象的であった。尚、同型で麻65%・シルク35%の無地のアイテムもあり、こちらは軽やかな生地でよりエレガントなイメージに仕上がっていた。こちらの無地のアイテムでは、特にネイビーの色合いに深みがあって美しいと感じた。
4枚目写真のコットン43%・レーヨン18%・ナイロン12%・シルク1%の生成りのワンピースは、ネップのある土っぽいと色合いの生地を用いつつも、胸部分に花のモチーフのレースがあしらわれており、全体として可愛らしい印象になるように仕上げられていた。













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