ファショコン通信

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DRESSCAMP 2007-2008 A/W ショーレポート


日時: 3月14日(水)
会場: 日本橋特設テントの「NORTH(大)」
現在、東京コレクションの中では最も注目されているブランドの 1つともいえるドレスキャンプ。その注目度の高さを反映して、ショー開始前の会場内外には、バイヤーやプレス等々、非常に多くの来場者が訪れており、かなりの盛況振りであった。
そして、肝心のショーであるが、構成はメンズウェアコレクションの直後にレディースウェアコレクションを発表する、というもの。また、ランウェイはスタンドよりかなり高い位置にコの字型に設置されており、客席のどの位置からも観やすくなっており、非常に親切な構造になっているのも好印象であった。
さて、まずは、メンズウェアコレクション。今季のメンズウェアコレクションのテーマは、「silent mode」。フォックスの付いたモール素材のスーツやエムシーエム(MCM)ネームのアイテムのシリーズ、「ギザギザケープ」と名付けられた、見た目よりもずっと軽い素材の印象的なアイテムで、静かながらも確かなモード感が表現されていた。個人的には、背中部分をリボンで繋ぎとめられるようになっているレオパード柄ジャカードのベストと同柄のパンツに、背中・袖・胸部分にフリンジが付いたウール85%・ナイロン15%のペイズリー柄シャツを合わせ、チェスターフィールドコートを羽織ったスタイリングが印象的であった。
次に、レディースウェアコレクション。メンズとは逆周りにモデルがランウェイを歩いていく。今季のレディースウェアコレクションのテーマは、「Art couture」。若冲風のくじゃく柄のアイテムのシリーズや、アクリルの半球とスーパーボールやアイスのスプーンを手作業で幾つも縫い付けた「変わったししゅう」のドレス等、クチュールと呼ぶに相応しい、手の込んだアイテムが多数登場した。尚、基本的に柄物はプリントではなく刺繍や織りの技法が用いられていた。個人的には、「マティス」と名付けられた、金属製のフックやパーツにリボンを多用した、コルセット風の切り替えドレスが印象的であった。













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