CPH VISION in Milan 2006 S/S 合同展示会レポート
展示会の様子
2005年9月29日から10月2日まで、ミラノの Via Tortona 31 にて、CPH VISION in Milan の 2006 S/S 合同展示会が催された。この展示会は、ミラノコレクション期間中に行われたもの、日曜日は 10:00 から 18:00 まで、それ以外の日は 10:00 から 19:30 まで開催されていた。
CPH VISION in Milan は、1998年からデンマークで開催されている CPH VISION のイタリア版で、今季、ミラノで特別に催された合同展示会である。出展ブランドは全てデンマークのブランドで、Benedikte Utzon、Bottoms Aps、Casch Copenhagen、E & L by Lundqvist、Elise Gug、Gudrun & Gudrun、Groth International/By Groth、Keir、Rand Jeans、Sikkim、Stylesnob、Toft & Thürmer COPENHAGEN、Vadumsrum Aps、Whiite(HTM Group Aps)の計 14ブランドである。
筆者がこの展示会に訪れたのは、9月30日。展示会場に行く途中、偶然にも UPSIDE という合同展示会が催されていたのを発見したので、そちらに寄った後の来場となった。
このような展示会は通常、一般の人には公開されていない。そこで、CPH VISIONの公式サイトでプレスの連絡先を調べて、ファッションサイト管理者が取材をさせていただくという名目で、事前にアポイントをとった。
会場は倉庫のような建物の 1フロアのみの小規模なもの。来訪者もそれほど多くない。出展者も14ブランドと少ない。思っていたよりも小さな合同展示会であった。
既に UPSIDE での取材を通して、ある程度コツを掴んでいたので、今回も各ブランドのアイテムを観ていき、特に気になったブランドに、個別に取材交渉をしていくことにした。
ただ、如何せん、出展ブランドが少ないせいか、筆者が個人的に気になったブランドは、下記の 1ブランドのみとなってしまった。以下で簡単に紹介したいと思う。
気になったブランド
Toft & Thürmer COPENHAGEN はデンマークのアクセサリーブランド。デザイナーは Maria Toft。
このブランドのアイテムは、透明感のある宝石に、とても凝った装飾の施されたものが多い。筆者はアクセサリーには疎いのだが、優しげな中にも拘りのあるデザインスタイルが印象的であった。
尚、右の写真ではピアスが 1点ずつしか展示されていないが、対になったもう一方もあるようで、便宜上、1点のみ展示してあるそうだ。
(アイテムの様子は右の写真の通り。画像をクリックすると拡大写真を表示します。)
取材を終えて
今季初めての開催であるせいか、合同展示会としては極めて小規模なもので、個人的には、少々物足りなさを感じた。ただ、デンマークで行われる本家の CPH VISION の方はかなり大きな展示会のようで、可能であれば、今度はそちらの方にも足を運んでみたいと思う。(終わり)