ファショコン通信

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ATSUSHI NAKASHIMA 2014 S/S ショーレポート


日時: 10月18日(金)20:30~
会場: 渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホールB
今季のテーマは「NEW GEOMETRY」。

NEW GEOMETRY

「美しい形は構造的に安定している。構造は自然から学ばなければならない」
建築家アントニ・ガウディの思想。
反対に、構造的に安定している物は、美しく自然体である。

上記のテーマを反映し、アントニ・ガウディが手掛けたグエル公園にみるブルーやイエロー等のポップな配色のアイテムが印象深く登場。身体の構造に合わせて衣服を立体的に表現しようとすると自然に生じる切り替え線をアクセントにした複雑で鋭角なパターンのアイテム、イントレチャートで構築されたレザーのトップス、ガウディが手掛けたサグラダ・ファミリアをイメージした世界一薄いといわれる素材を用いたドレス、ガウディのカサ・バトリョをイメージした無機質の中にある有機的な模様のシルクプリント、拡大された千鳥格子柄のサテン地とメッシュ地を1枚の生地に融合させたジャカード生地を用いたアイテム等、ガウディの建築の持つ自然的な美や雄大さを表現したアイテムが多く登場した。
また、今回はブランド初のメンズアイテムも発表。レディースアイテムの印象と調和を取りつつ、シーズンテーマに即した使いやすいアイテムが発表されていた。
デザイナー自身が現在東京でコレクションを発表していることから東京らしさも意識したとのことで、若者を意識してTシャツやパンツ等のよりスポーティでグラフィカルなカジュアルスタイルを中軸に、新しい自然な建築性を意識したテクニカルで優美なアイテムが多く提案されていたと感じた。
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