ファショコン通信

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masao shimizu 2014-2015 A/W 展示会レポート

日時: 3月25日(火)~3月30日(日)
会場: GALLERY GRAY HOUSE
今季のアイテムも、古着のリメイクを中心に、細かなパターン技術を織り込んだアイテムが多い印象。
例えば、右側のみラグランスリーブ状に切り替え、襟ぐりを下にズラして縫い付けたディテールのTシャツ、これと同様のディテールを用いつつ、古着のTシャツを解体してパーツに分け、これを組み替えることで大柄のパッチワークのようなデザインに仕上がっているTシャツ、前合わせ部分を裁ち出してダブルブレストのようになっているニットカーディガン、前合わせ部分をボタン留めできるようにしつつ、ファスナーで留められるようにもしてある異素材の切り替えパターンのブルゾンやコート等が発表されていた。
個人的には、襟が生み出す影をイメージしたという、前身頃上部に異素材の切り替えが施されたコットンシャツが気になった。今回もリアルクローズの枠内でのユーモアが特徴的なコレクションであった。