2011 S/S 東京コレクション速報

トーガ(TOGA)

日時: 10月26日(火)〜28日(木)
会場: TOGA原宿店
  今季のテーマは、フレディーマーキュリーも憧れていた、ロシアの天才的バレエダンサーであるヴァーツラフ・ニジンスキー(Vaslav Fomich Nijinsky)が振付を手掛けた「Afternoon of Faun(牧神の午後)」。牧神とは、上半身が人間の姿をしているが、下半身は野獣であるもの。ここからインスピレーションを受け、パズルのようにカーブを組み合わせて服を表現したとデザイナーの古田泰子。
  オパール加工を施し、まるでパズルになっているかのように見せた素材を使った服や、パズルのように組み合わせたパーツやディテールの靴やニットが多く見られたのが印象的であった。(文責: やこ。

エバーラスティングスプラウト(everlasting sprout)

日時: 10月13日(水)〜15日(水)
会場: VIEWING ROOM
  今季のコレクションのテーマは「Over the Blue」。コレクションはインスタレーション形式で発表。
  「四角い窓の向こうの空は何色だろう。 雲の上に隠れているのは何だろう。 太陽は大きいし 風はいいにおい。 音は心地いいし 声は楽しい。 一歩を踏み出す。歩いてみる。 走り出して、駆け上がる。 上を向く。汗をかく。夢をかなえる。 海をこえる。空をこえる。 そんな景色。」というエッセイを掲げ、映像・空間・音楽により everlasting sprout の新作コレクションのコンセプトを感じてもらえたら、とデザイナー。
  会場は白い壁の拭きぬけのスペース。拭きぬけの上部の壁に映像が映し出し(映像はこちら)、その下にアイテムが展示されている、というスタイル。映像はモデルの足部分とそれ以外の部分とが分断されており、宙に浮いているように見える足部分を撮影するため、モデルを吊るして足部分のみを撮影したのだそうだ。実際に映像を見るとモデルがふわふわしている感じが見て取れる。また、テーマにもなっている「Over the Blue」は、空に向かう希望や憧れをイメージソースにデザインしたコレクションで、それを物理的に示す指標として飛行機のニットオブジェを作成し、会場中央のテーブル上に展示されていた。
  ニットウェア等の中にも、飛行機や空を連想させる刺繍等があしらわれているアイテムがあったり、飛行機雲を連想させる編み部分が段々消えていくようなディテールのニットや、流れる・走るというイメージを連想させる身頃にサテンを重ねたカーディガン等が印象的であった。
  「映像で見せる。」というよりも「空間で伝えたい。」とデザイナーの言葉にあるように、走る先に広がる海や空が洋服に現れていることを具体的にイメージさせるインスタレーションであった。
  全体として、従来までのデザイン性とメッセージ性の高いイメージを抑えた、シンプルでミニマムながらもキュートさが兼ね備えられた、ひと味違った印象を与える今季の everlasting sprout であったと感じた。(文責: やこ。

アトウ(ato)

日時: 10月20日(水)19:30〜
会場: 六本木ヒルズ ハリウッドホール
  広い会場を長方形状に区分けたランウェイで、アトウらしいメンズウェアを発表。
  裾のふくらはぎ部分にジップをあしらったパンツ、ホワイトの二本の側線が幼少時を思い起こさせるスポーツパンツやフードパーカー、身頃途中のジップやプリーツの中から覗く異素材がアクセントとなっているアイテム等、捻りのあるスポーツテイストが印象的であった。

ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)

日時: 10月19日(火)20:40〜
会場: 国立代々木競技場第一体育館
  アメリカ国家のBGMに君が代の詩を充てたものを女性が歌う形でショーがスタート。ジップ使いのホワイトのカバーオールにサングラスのスタイリング、大きな顔面プリントのカットソー、カラフルプリントが施されたワンピース等を発表。
  ラストはミッキー、キティ、白雪姫、ドラえもん等をデフォルメした着ぐるみを着たモデルらが登場し、ダンスをして終了した。

スポークンワーズプロジェクト(spoken words project)

日時: 09月22日(水)18:00〜
会場: VACANT
  今季のテーマは『怪談の似合う日本の女は真っ白で、汚れてて氷のようで。』。「(1)強い思いがある(2)その思いで行動する(3)知り合えばワクワクゾクゾクする(4)夏と音楽が似合う・・そんな女の事を考えてラフに服を作りました。」と、デザイナーの飛田さん。
  会場中央のランウェイを囲むように座布団が置かれ、満席であふれんばかりの人が集まったところで会場が暗くなる。シロフォンの音が鳴るとともに、スクリーンには障子の影が映し出されてショーはスタート。
  バックステージでモデルやスタッフの影が見え隠れする。ランウェイを歩いてきたモデルは首に一部おしろいを塗り、白いタイツを履き、そして裸足という、テーマの怪談を連想させるスタイリング。人魂を思わせる赤い丸をプリントしたテキスタイルのワンピース、障子の枠を想像させるテキスタイル、積乱雲を思わせるような布を大きく被せたシルエット、と、和を思わせるイメージが印象的であった。
  ショーの最後は全4人のモデルが並び、デザイナーが一礼。当日はデザイナーの誕生日だったそうで、スタッフから花を渡され、拍手の中で終わるという、ショーのテーマとは逆に温かみを感じさせる最後であった。(文責: やこ。

spoken words project 2011S/S

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(photo 鈴木省一)

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