2008-2009 A/W 東京コレクション速報

ヤブヤム(YAB-YUM)

日時: 3月28日(金)20:00〜
会場: ターミナルラウンジ
  東京・品川にある古い洋館である「ターミナルラウンジ」を会場にした今季のショー。レディースとメンズを同一のショーで披露した。ショーのテーマは「ALTERNATING SYNCHRONICITY」。
  双方のアイテム共に、夜の帳で薄暗く厳かな会場と落ち着いた BGM の雰囲気に合い、ブラックやボルドー等の深みのある色使いに、刺繍やレース等のディテールや防寒ウール等の重みのある素材が用いられていた。
  相変わらずのヤブヤムらしいオリエンタルな雰囲気を維持しつつ、素材使いや色使いで遊びが入れられており、西洋と東洋、過去と未来のメルティングポッドという今季のテーマに相応した完成度の高いショーであったと感じた。

シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)

日時: 3月14日(金)14:30〜
会場: STUDIO MOURIS ROPPONGI
  ショーはレディース(シアタープロダクツ)とメンズ(キングリー・シアタープロダクツ)を同一のステージで行うというスタイル。両者とも、今季のショーのテーマは「シンディ(CYNDI)」。「シンディ・ローパー」が象徴するはじけたポップな軽さ、女性的な強さと勢いを表現したのだそうだ。
  そのテーマを反映して、まず、メンズのキングリー・シアタープロダクツは、ショー開始前から数名のモデルが衣装を身に付け、ダミーのフルーツ等を盛り付けたバスケット等を片手に会場内を練り歩く、というユーモアのある展開でスタート。身に付けたアイテムは、花の刺繍のスーツやショッキングピンクのパーカー等、鮮やかで派手なイメージのものが多い印象。そして、ショー開始時刻になると、会場内を歩いていたモデルがステージ部分に集まり、カメラマンが写真撮影をするような展開でアイテムを発表した。
  メンズが終わると、メンズの構成を踏まえた流れでレディースも発表。こちらもイエローとピンクのグラデーションのウィッグを付けたモデルが、大小の水玉のコートやストッキング、派手な色合いのワンピース等を身に付けて登場。シンディ・ローパーのBGMに乗って楽しげにステージで飛び跳ねていたのが印象的であった。
  個人的には、ショーは明るくハッピーな展開で悪くないと思った反面、ほとんど変化がないままに長時間のショーとなった点と、来場者の座席の位置によって、ステージ上で何が行われているかがほとんど見えない所もあったという点が、少々気になったショーであった。
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タクミハタケヤマ(Takumi Hatakeyama)

日時: 3月13日(木)16:00〜
会場: 原宿クエストホール
  ショーは「テ・アシュ・デ ラ メゾン(T・H・D La maison)」と「タクミハタケヤマ」を同一のステージで披露するスタイル。両者とも、今季のショーのテーマは「ゴールドフィンガー(GOLDFINGER)」。
  そのテーマを反映して、まず、テ・アシュ・デ ラ メゾンの方はゴールドを全面に押し出したアイテムが多数登場。また、ポップでハードなイメージで繋がりのある、アニマル柄のシリーズもあり、軽やかなスタイリングが多かった。
  他方、タクミハタケヤマの方は、よりシックで落ち着いた雰囲気のアイテムが主流であった。中でも、幾重にも重なったフリルをあしらったドレスや、プリーツの効いたドレスが特に秀逸であった。また、テーマを意識し、ボタンやグラブ等、細かなワンポイントにゴールドを用いていたのも印象的であった。
  テーマやショー構成、音楽等も踏まえると、全体として軽やかで楽しいショーに仕上がっていたと感じた。
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ジュンヤタシロ(JUNYATASHIRO)

日時: 3月13日(木)14:30〜
会場: 恵比寿ガーデンルーム
  ショーで発表されたものの大半はブラックを用いたドレスやソワレ、セットアップ等のドレスアップアイテム。複雑で重厚なレース使いや菱形パーツの継ぎパターンのスカート等がアクセントとして用いられていた。
  ショーの途中で登場した、ホワイトのワンピースを身に付けたフルートを吹く女性と、ショー終盤に登場したホワイトのレース使いのドレスが今回のショーの見せ場だったのであろうと思われるが、アイテム及びショー形式共、若手デザイナーなのにも関わらず冒険の少ない極めてシンプルでステレオタイプなショーだと感じた。
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スズキタカユキ(suzuki takayuki)

日時: 3月12日(水)21:00〜
会場: 東京田中千代服飾専門学校
  3度目のランウェイショーとなった今シーズンは、都内の専門学校の校舎内を会場に選択。半屋外の吹き抜け状になったところにある、大階段をメインのステージとし、モデルが校舎内を練り歩くというショー構成であった。
  登場したアイテムは、このブランドの特色ともいえるブラックと生成を中心とした色合いの物を中心に、ジャケット等の裏地やフリルのストール等に差し色としてボルドーを用いるというように、色合いとしては暗く落ち着いた雰囲気のものが多い印象であった。ただ、そのシルエットは全体を通して構築的なボリューム感と立体感が加わっており、重心を下に下げた印象のものが多かったのが、従来とはまた異なるイメージとして表れていた。
  アイテムのイメージの変化もさることながら、まだまだ寒いこの時期のこの時間に敢えて半屋外の会場でショーを披露したという点についても、個人的には、質問意欲を大いに湧かせられた今シーズンのショーであった。

アトウ(ato)

日時: 3月11日(火)20:00〜
会場: 東京ミッドタウン・ホール HallA
  今シーズンもショーはレディースとメンズを同一のステージで披露するスタイル。
  レディースは、透け感のあるブラックの薄手の素材を用いたセクシーなスタイリングからスタート。ホワイトのタンクトップやパンツと、透け感のあるブラックの素材のコントラストが新鮮で、ドレッシーながらもよりセクシーな仕上がりになっていた。また、メンズ・レディース共に千鳥格子、ギンガム、グレン等のチェックにブラックの無地の生地を大胆に切り替えたアイテムのシリーズが印象的であった。
  メンズは、ブラックを基調とした得意のタイトでシャープなシルエットはそのままに、ブルーやオレンジの鮮やかな色のシューズを合わせるスタイリングがユニークであった。

カミシマチナミ(KAMISHIMA CHINAMI)

日時: 3月10日(月)17:00〜
会場: ラフォーレミュージアム六本木
  今季のショーのテーマは「螺旋」。無限に伸びる様、力強く波打ち、渦巻く様子、重なり合う無限の線、万物のエネルギーにつながる螺旋を表現したようで、その表れか、立体的でカッティングの映えるシルエットのアイテムが多く見受けられた。
  個人的に特に印象に残ったのは、首周りに突起状の凹凸があるパーツを取り付けたとレープの美しいマント、前部分のみ前に突き出た格好のレッドのスカート、フリルのように波打っているレザーのブラックのミニスカートワンピース等であり、いずれもテーマに沿った力強い立体感が表現されていると感じた。
  既に定番的になったプリントのシリーズも見受けられ、今回もまた個人的には、展示会に行く意欲の大いに湧くショーであった。
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ヒロミヨシダ(HIROMI YOSHIDA)

日時: 3月10日(月)16:00〜
会場: 東京ミッドタウン・ホール HallA
  今季のショーのテーマは「フォレスト(FOREST)」。どこまでも続く深い森で木々の鼓動が心を包み込み、心が研ぎ澄まされ、満たされた美しさが内側から溢れてくることを表現したのだそうだ。
  テーマを反映するように、緑の溢れる森を思わせる照明使いとBGMでステージを演出し、ブラックを基調とした落ち着いたイメージのドレス等のアイテムから始まり、レッドやグリーンのアイテムを挟んで、最後は冬の森林を思わせるホワイトを基調とした美しいアイテムを発表していた。いずれも凛とした生命力の垣間見えるアイテムであった。
  また、ショーの最後にキャットウォークに雪を降らせるという演出で幻想的にまとめていた。
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モードアコテ(MODE ÀCŌTÉ)

日時: 3月10日(月)15:00〜
会場: 原宿クエストホール
  今季のショーのテーマは「コントラスト(CONTRAST)」。光や相対するテクスチャのコントラストや多面的な表情を持つブラックというカラーで、クラシックなスタイリングを表現したのだそうだ。
  そのテーマを反映して、個々のアイテムはブラックを基調とした大小の飾り編みのニットワンピースやニットジャケット等にダークブラウンのサテン等の異素材の切り替えを施す等、はっきりとしたコントラストが表現されていた。また、エナメルやレザーのブラックのロングブーツにミニスカートを合わせる等、セクシーなスタイリングも提案されていた。
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