2007-2008 A/W 東京コレクション速報

スズキタカユキ(suzuki takayuki)

日時: 3月15日(木)14:30〜
会場: 原宿クエストホール
  今回がランウェイショーのデビューシーズンであったが、早くも注目度が高く、多くの招待客が訪れていた。
  今シーズンのテーマは「雪の世界」。デザイナーの古い記憶の中にあった雪の風景にインスパイアされたアイテムを発表。雪という存在のはかなさと厳しさに強く惹かれたという心情を反映してか、登場したアイテムはホワイト・ベージュ・淡いグレー等の雪景色をイメージさせる色使いを基調とし、薄い素材使いでドレープやギャザー等を生み出して繊細なシルエットを表現しつつも、アクセントとしてゴールドのスパンコールを用いたり、細身のパンツスタイルを交えたりして、凛とした力強さも感じさせた。
  ショーの最後に登場した、肩に枝を挿し、白い花のモチーフを散りばめた、幾重にもドレープが巻き重なるようなシルエットのロングドレスが特に印象的であった。
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ドレス キャンプ(DRESSCAMP)

日時: 3月14日(水)15:00〜
会場: 日本橋特設テント NORTH
  今や東京コレクションで最もホットであるといっても過言ではないドレスキャンプ。さすがの注目度を反映するように、ショー開始十数分前に筆者が到着した時には、既に会場内外は多くの招待客で大賑わいであった。
  ショーはメンズのショーの後に続けてレディースのショーを行うというスタイル。メンズの今シーズンのテーマは「silent mode」。モード感溢れる細身で丈の長い、裾にスリットを施したベルボトム等のパンツスタイルを基調に、くっきりとした模様編みが特徴のブラックのニットカーディガンやプリントの施されたブラウンの切替MCM(エムツェーエム)ライダースジャケット、裾にフォックスのファーがあしらわれた重量感のあるベージュのラムレザーのトレンチコート等のユニークなアイテムを揃える一方、ライダースと同素材のアタッシュケースやバッグ、セカンドバッグ、ロングブーツに、ゴールドのブーツやブラックのレザーサンダル等の小物もアクセントとして用いる等、完成度の高さを感じた。
  続けて行われたレディースの今シーズンのテーマは「Art couture」。イエロー・レッド・ホワイトのパッチワークのファーコートに始まり、分量感溢れる Aラインのサテンのコート、ウエストを太目の黒いリボンで結んだレッドのミンクツイードのコート等、アートと銘打つに相応しいアイテムが次々と登場した。また、膝上部分と裾部分で切替えられたギャザー使いのクチュールテイスト溢れる女性らしいホワイトの花柄のドレスは圧巻であった。
  メンズ・レディース共に、全体としてカラフルでありながらも統一感が感じられ、全てのアイテムで素材・シルエット等々において一捻りも二捻りも工夫されており、毎シーズン積み重ね上げてきたブランドの持つ独特のオーラも相俟って、圧倒的な存在感を見せ付けた今季のショーであった。
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アトウ(ato)

日時: 3月13日(火)20:00〜
会場: 日本橋特設テント SOUTH
  ショーはレディースとメンズを同一のステージで披露するスタイル。
  まずは、襟元にリボンの付いたブラックのレザージャケットと同素材のミニスカートに、レースをあしらったレザーグローブ、鮮やかなブルーのタイツを合わせたスタイリングからスタート。レディースは、肩にブラックのフリルをあしらったドレープの美しいグレーのセットアップや、襟刳りとウエストにブルーのベルベットの生地を用いた、ギャザーの効いたグレーの切替ワンピース、胸元をレザーのベルトで止められるようになっている総フリルのブラックのワンピース等、フェミニンな雰囲気のアイテムが多く登場。途中に何度か見られた、鮮やかなレッドやイエローのタイツがアクセントとなっていた。
  メンズはすっかり定番となったブラックのナロウタイや、コンケーヴショルダーの細身のテーラードスーツもさることながら、カッチリとしたジャケットやコートスタイルにピッタリとフィットしたタイツを合わせたり、インナーに着用したジャケットのジッパーをアウターのコートに留めたりする等、ユニークな発想も見られた。
  また、レディース・メンズ共に、パーカやジャケット等のオーバーなトップスやアウターにショート丈や細身のタイツ等のボトムスを合わせたり、厚手のコートの袖をハーフ丈にしたりと、外しの効いたスタイリングやデザインが多い印象であった。
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ミントデザインズ(mint designs)

日時: 3月12日(月)21:30〜
会場: 渋谷パルコパート1 B1F
  今シーズンも、ジャパン・ファッション・ウィークの初日を締めくくるショー。夜になって気温がぐっと低くなったにも関わらず、オンリーショップオープンも相俟って注目が高まっていることを裏付けるように、多くの招待客が集まっていた。
  今シーズンのテーマは「MIDNIGHT BOOK CLUB」。インスピレーション・イメージソースは「本屋、眠り」。
  ショーは、シルバーの長いリボンの束を髪に結び付け、ピンクの花のモチーフが裾部分にプリントされたオーバーサイズのホワイトのシャツワンピースからスタート。そして、テーマを反映するように、頭に本を載せ、ヘアアクセサリーとして本を使用したモデルや、肩部分に大きなボブを設け、ショルダーピローに見立てたスタイリング、耳栓をイメージしたイヤリング等に、すっかりお馴染みとなった 3D レースを鏡面に貼り付けた眼鏡等も登場。扇型や菱型、先シーズンも見られた幾何学模様等のプリントや、3D レースの刺繍が施されたもの等、凝った生地使いも健在であった。
  個人的には、薄い生地を何重にも重ね合わせた生地を用いたジャケット、セットアップのスタイリングが特に印象的であった。

翡翠(HISUI)

日時: 3月12日(月)14:00〜
会場: 日本橋三井タワーアトリウム
  今シーズンのテーマは「ヒスイ族」。生地の多寡を微妙に変化させ、ギャザーを寄せる等して分量に違いを持たせることで、美しいドレープ感を生ませつつ、カッティングにおいては、大きく背中を開ける等して、独特のギャップのあるアイテムが多いのが印象的であった。
  ブラック、グレー、ベージュ等の控えめな色合いを中心としつつ、時折挿し色としてパープルやピンクを用いており、色彩感覚やシルエット、BGM と相俟って穏やかな気持ちになるゆったりとしたショーであった。また、ウェアと異なりはっきりとした色彩感覚のボーダーのタイツもアクセントとなっていて新鮮であった。
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